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午後12時30分から午後3時までの取引を「後場」と呼びます。東京証券取引所の方針で日本株は取引時間が前場と後場にわかれており、午後3時で1日の取引を終え「大引け」と呼びます。
大引け市況とは、その日に株式市場で値上がり、値下がりの理由など、市場関係者の間で話題となったことを取材のうえで市況解説した物です。

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「JPモルガン、ギリシャはユーロ離脱がメインシナリオ」が話題に、富士山マガジンは初値見送り

7月7日大引けの日経平均株価は264.47円高の20,376.59円、TOPIXは16.87ポイント高の1,637.23ポイントで終了。東証一部の出来高は概算で22億2,594万株、売買代金は2兆3,179億円、値上がり銘柄数1,487、値下がり314、変わらずは87、中国上海総合指数は3%超の下落で「中国株バブル崩壊」も気にされている。

ギリシャショック2日目、堅調に推移して東京株式市場は大幅反発となった。値嵩株のファーストリテイリング(9983)、ファナック(6954)、ソフトバンク(9984)などが急反発した他、三菱UFJ(8306)、みずほFG(8411)などの銀行株が買われた。コモディティ市況が下落しており、原油関連が値下がり、三井物産(8031)、三菱商事(8058)、伊藤忠商事(8001)など商社株が下落はコモディティ価格の下落が影響した。

東証一部市場の値上がり率ランキング1位は前場と同じCVSベイエリア(2687)で、フィード・ワン(2060)、クリエイトSDH(3148)、あさひ(3333)が上位を占めた。値下がり率ランキングでは、カーリットHD(4275)が1位、YTL(1773)、アスクル(2678)、市光工業(7244)、ジャパンディスプレイ(6740)などが上位を占めた。

個別では、国際石油開発帝石(1605)、石油資源開発(1662)など原油急落で収益悪化懸念で売られ、グリー(3632)が小幅反発、増収、増益基調に転ずるのは時間かかるとの見方で、3Dマトリックス(7777)が後場上げ幅拡大、乳がん対象の医師主導治験を開始、ヨンドシーHD(8008)が続落、自社株TOBも荒い値動き、北越紀州紙(3865)が大幅反発、「4〜6月期経常利益2倍」報道を好感 、ハークスレイ(7561)が発行済み株数の10%を自社株買いを好感されて後場急上昇となった。

本日、東証マザーズ市場に新規上場した富士山マガジンサービス(3138)は買い気配のまま終了。公開価格2,560円に対して最終気配値は6,100円で値付かずに買い気配で取引を終えた。

マーケット関係者の間では、「JPモルガン証券がギリシャはユーロ離脱がメインシナリオ」というレポートが話題になった。国民投票で「反対多数」という結果が出たことにより、JPモルガン証券はギリシャのユーロ離脱をメインシナリオとするというレポートがリリースされた。JPモルガンでは当面は政治的な交渉により打開策を探る展開になるが早期に交渉は纏まらないと予想。

ECBがELA(ギリシャの銀行向け緊急融資)の規模を維持しても、拡大する正当性が無いためギリシャの銀行は近日中の営業再開が困難。ATMでの引きだしも枯渇するし、ギリシャの決済機能力と銀行の信用力が低下していき、何らかの方法で支援合意に至らない限りギリシャは混乱した状態のままユーロ圏から脱退することになるだろうと解説されている。

 

 

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