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アナリストレポート拾い読み(11月22日)

【野村證券】
造船・プラントセクターのレポートをリリース。1ドル=105円程度の円高でも、08
年度に前期比で営業増益が期待できる企業として、ダイキン工業、シマノ、日
本製鋼所をピックアップ。一方、三菱重工業や川崎重工業は為替感応度が高
く、1ドル=110〜105円程度の円高が続けば、08年度は営業減益の可能性が
出てくると予想しています。


【ゴールドマンサックス証券】
日本企業が競争力を向上するためには、キャッシュ化速度の向上に取り組む
必要があると指摘。キャッシュ化速度を改善している企業として任天堂、松下
電器産業、シャープ、ポイント、NTN、富士フィルムホールディングス、キヤノン、
大日本スクリーン、住友重機械工業、資生堂、日本電気硝子、ユニチャーム
ペットケアを紹介しています。


【ドイツ証券】
WTIが100ドル、ユーロ/ドル1.5ドルという水準が視野に入ってきたと指摘。景気
減速観測と原油高という矛盾がいつまでも続くとも考え難く、遠からずターニング
ポイントが訪れるとの見解。ECBのユーロ高懸念の表明、OPECの増産が実施
されれば、更にトレンド変化は強固なものになると解説しています。


【日興コーディアル証券】
テクニカル分析では、15000円を割り込んだ日経平均の下値メドを検証。日経
平均は18261円を高値とした二段調整が進行し、二段目の調整は月足の中長
期サイクルの応答月である12月まで継続する予想。最終的な下値は13500円
処か13100円処まで拡大する可能性もあり、12月に向けて下げ幅を拡大してき
た場合は、重要な「突っ込み買い」のタイミングとなってくると指摘。変化しやすい
時間帯は11月22日と12月3日、7日、13日、28日、1月17日と解説しています。


【みずほ証券】
銀行セクターのレポートをリリース。メガバンクの中間決算は資金利益の増益基
調を確保する等、悪環境下で本業面では健闘したと評価。バリュエーション上
の割安感と本業面で底入れ基調が確認できたことから、メガバンクに対する投
資判断「やや強気」を継続しています。


【UBS証券】
機械セクターのレポートをリリース。第2四半期の増収率は9.3%に鈍化し、減速
が鮮明化してきたと指摘。増収率上位の企業は島精機、千代田化工、ダイキ
ン工業で、増収率が下位の企業としてツガミ、ユーシン精機、CKDを紹介。増
収率低下は減益のリスクになると解説しています。